捨てる食べ物
近所のスーパーに買い物に行くと「玉ねぎの皮」の粉末が売っていた。
面白いなと思うがこういう捨てる部分で役に立つ食材って有るのでは?と
思い調べて見た。
そしたら有りました。結構いろんなものがありますね。
「玉ねぎの皮」
まず冒頭のこれは「ケルセチン」というポリフェノールの一種が多量に含まれていて、これは動脈硬化や脳梗塞の予防、認知症の予防に役立つらしいです。
煮だしてお茶などにするらしいのですが、面倒なんで粉末買ってもいいですね。
安いし。布を煮だして染料にしたりもするみたいです。
次が「とうもろこしのヒゲ」
食べないで皮むいて捨てちゃいますが、実はこれトウモロコシのめしべなんです。
このヒゲ「絹糸(けんし)」とよびますが、中国でも欧米でも薬として扱われています。
利尿作用、むくみ防止などに役立ちます。
そのままだと食べづらいので煮だしてお茶にすると日射病の特効薬。
スープにしてかき玉汁にすれば食感は気になりませんし、素揚げや春雨と合わせて
サラダなどに。
次に人参や大根の皮
人参は抗酸化作用のあるβカロチンが多く含まれているのが皮の部分、大根も皮にビタミンCなどの栄養が集中していてなるべくそのまま食べた方がいいです。
苦手なら皮をむいてきんぴらやサラダに。
ピーマンのタネ
中のワタとタネにピーマン特有の成分「ピラジン」が多くあり、
血圧を下げる働きがあります。薄毛予防という話も。
ヘタだけとって、砂糖醤油で甘辛く炒めて、かつおぶしを振るのが良いです。
ショウガの皮
体を温めてくれるので捨てないでとっておいて、お茶バックに入れてスープと煮る。
切干大根
うまみたっぷりなので捨てないでそのまま煮ましょう。だしの素がいらないくらい
味が出るのでお味噌汁に。いちいち戻さないでそのまま煮ちゃえ。
ざっと見ただけでこんなにありました。
ゴミだけじゃなく栄養も捨ててたんですね。
工夫して調理すれば、もっと体の為になる。
次回から調理法も考えてみます。ではまた。